2014.06.25
今回は、金融機関等向けの添付書面である「中小企業の会計に関する基本要領」の適用に関するチェックリストについて、ご説明します。
「中小企業の会計に関する基本要領」(以下、「基本要領」と言います。)は、中小企業が会社法上の計算書類等を作成する際に、参照するための会計処理や注記等を示すものです。
税理士が中小企業の決算時に基本要領の適用状況につき確認し、その結果をもとに「中小企業の会計に関する基本要領」の適用に関するチェックリストを作成します。
融資を受ける目的で金融機関へ確定申告書を提出する際、このチェックリストを添付することで、日本政策金融公庫では特別融資制度の利用が、保証協会では保証料率の割引が認められます。
基本要領に定められた会計処理等のルールとして、収益や費用が適正に計上されているか、預金や在庫の残高確認が適正になされているかなど基本的なところから、損益計算や財務内容の適正な把握のため、不良債権に対する貸倒損失や貸倒引当金の計上、毎期の適正な減価償却の計上、将来支払う賞与や退職金の見積り計上などの会計処理が求められます。
チェックリストの該当事項すべてに「YES」のマークが付いて、優遇制度の適用が認められます。会社として信用評価を上げるために、チェックリストの添付は有効な手段となります。
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